地球の温暖化と地震災害の続くいま、設計者は、耐震・省エネ住宅・リフォ-ムの内容を説明することが大事である。
耐震性能・省エネ、断熱性能は進化している。また建築基準法の耐震性能1.0相当であり大地震に対し、建物の多少の損傷はあっても、命は守れるとの耐震性能である。
熊本大地震で新築住宅も被害にあった。それに対応して耐震学者は耐震等級2~3<建築基準法の1.25~1.5倍>がよいと言う。耐震金物の選択・合板の釘のピッチを狭めるといった工法により耐震性能アップするなどの工夫をすると、思ったほどの、コストアップにはならない。
また耐震工事では、壁を剥がすため、断熱工事を並行で行うと、コスト減となる。新築住宅は省エネ28年基準(断熱・庇・省エネエアコンなどを使用)をクリアすると、光熱費削減と地球温暖化防止になる。また、最近は一部屋とか数部屋を断熱する(パーシャル断熱)方法もある。